肝臓疾患による背中の痛みについて

酒の飲み過ぎやストレスなどで、肝臓を痛めてると背中が痛くなる事がある。肝臓は最大の臓器であり、腹部の右上側で肋骨に守られている部分に存在している。
肝臓疾患が背中の痛みを発症しやすいのは、肝臓疾患が腹部右上の痛みとして発症しやすく、肝臓の裏側の痛みから背中が痛む事があるからである。
肝臓は、その大きさの割に他の臓器に比べて自覚症状が出にくいため、腹痛や背中の痛みがでたら出来るだけ早く診断を受けたほうがよい。肝臓は沈黙の臓器と呼ばれるくらいでなかなか症状が現れず、でてからではかなり状態が深刻なこともあるので注意しましょう。肝臓の調子が悪いと背中の右側の真ん中辺りからわき腹にかけて重苦しいような痛みがあるそうです。それと常に右肩だけがこっている人も注意です。毎日お酒を飲む人やストレスを感じている人は肝臓に負担をかけていますので、日ごろからわき腹を伸ばしたり縮めたりして背中に痛みがないかチェックしておきましょう。

背中の痛みを訴えていた肝臓癌の患者

私は独身の頃、肝臓外科に勤務していました。肝臓癌の患者さんが多く、手術前、手術後の看護ケアをしていました。もう手のほどこしようがなく、ターミナルを迎える患者さんも少なくありませんでした。肝臓は普通は左側腹部にありますが、痛みが出る様になると、腰や背中が痛み肝臓のある裏側が重苦しく、辛くなります。時には強い痛みが出て、モルヒネの注射や飲み薬を定期的に受け、痛みのコントロールと精神的なケアを行っていました。背中に痛みがある場合は、内臓の病気を患っている可能性があるとよく言われます。急性肝炎や肝臓がんになると、背中の右側に痛みを感じるようになります。また、急性肝炎の場合は治癒した後も長期間、痛みが残ることがあります。急性肝炎は肝炎を発病してから、6か月以内のものを言い、その原因のほとんどはウィルスで、A型、B型、C型の肝炎ウィルスがあります。肝炎ウィルス以外では、薬物によるものや、健康食品によるものがあります。